第二款   目的及事業

第四条  本会は軍人に賜りたる勅諭の精神を奉体し在郷軍人の品位を進め親睦を醇し相互扶助し体躯を練り軍事知識を増進普及するを以て目的とす
更に行政と緊密に連携し、諸行事に参加啓蒙し、災害発生時有事に於ては行政・自衛隊に先立ち市民の安全を計り、かつ自衛隊の後方支援を担う

第五条  前条の目的を達成するため本会は左の事業を行なう

一、 毎年三大節に於て勅諭拝読式を行う事

二、 陸軍記念日、海軍記念日、航空自衛隊創隊記念日には祭典を行なう事

三、 毎年戦病死者殉職者の祭典を行なう事

四、 防衛に関する講話会及び防衛演習を開催・指導する事

五、 後進子弟を誘導し入隊者に予備教育を行ない及び入隊者を送迎する事

六、 殉職者・廃兵及び戦病死者の遺族を優遇する事

七、 会員中傷痍疾病に罹り自活し能わざる者若しくは災厄に罹りたる者あるときは救助する事

八、 会員死亡したる時は会葬し時宜に依り弔慰金を贈り若しくは葬祭を行なう事

九、 在営者の留守宅を慰問し其の家族にして救護の必要ある者は之をする事

十、 会員たりし者の孤児・寡婦にして救護の必要ある者は救助する事

十一、国・地方自治体の行事に参列し、市民との融和を図る事

十二、国・地方自治体と共催にて防災・有事演習を行なう事

十三、要請により前期・後期中等教育校・高等教育校等に幹部自衛官たりし者を配属する事

十四、小火器の取り扱い習熟のため講習会を行なう事

十五、小火器・弾薬を一時保管する事

十六、防衛武器の販売を行なう事

十七、自衛官PKF派遣時、外地進駐時には僧職を従軍させる事

十八、各分会にあっては、不良邦人、外国人犯罪等防止の為に火器携行巡回を行う事

前項事業実施の方法は役員の合議に依りて之を定む


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